AI-OCRを活用し、新たなBPOビジネスへの参入へ

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信金中金ビジネス株式会社

信金中金ビジネス株式会社

AI-OCRを活用し、新たなBPOビジネスへの参入へ

 貴社のご紹介をお願いいたします。

【信金中金ビジネス様】信金中金ビジネス株式会社は、1990年12月に信金中央金庫(信金中金)の100%出資子会社として設立されました。現在、従業員は約90名、売上高は約8億円にのぼり、主な事業は、信金中金からの業務受託と信用金庫や関係諸団体への業務用品・PR用品等の販売業務です。

 

信金中金の委託を受けて、総務関連業務、人事厚生関連業務、企業等と信用金庫との資金中継業務、為替業務などを行っています。精度の高い事務処理を通じ、信金中金とともに信用金庫業界の発展に貢献しています。
また、信用金庫で使う様々な物品の販売業務も行うなど、業務範囲は広範囲に及んでいます。

 

AI-OCRの導入に至った背景について教えてください

【信金中金ビジネス様】信金中金ビジネス株式会社は信金中金が行なっているさまざまな業務の受託がビジネスの中心なので、絶えず新規業務の受託を模索しています。

 

我々が受託を検討していた業務の一つに、信金中金の地域・中小企業研究所が四半期ごとに実施している全国の信用金庫の取引先を対象とした景気動向調査に係る「データエントリ業務」がありました。この調査では、全国12,000社分の調査結果(アンケート結果)をパンチ入力業者に委託してデータベース化し、同研究所はその結果に基づき分析、レポート作成を行っています。そのデータ入力作業について、我々が受託できないかと兼ねてから考えていました。

 

ただし、我々自身がパンチャーとしてマニュアルで入力作業を進めていくことには限界があるため、昨今成長が著しいAI-OCRを活用し、より効率的にデータを入力することができないかと検討を進めてきました。この受託ビジネスを提案・獲得する上で、AI-OCRの導入・活用は、まさに大前提だったと言えるでしょう。

 

DEEP READが選ばれる理由とは

DEEP READを選んでいただいた理由について教えてください

【信金中金ビジネス様】AI-OCRを検討する上で、まずは数多くあるAI-OCRベンダーに順に話を聞き、ベンダーリストを絞り込んでいきました。

 

その中でDEEP READは、コスト面の優位性、そして性能への期待があり、実証実験(POC)を実施することとしました。

DEEP READの導入に至った、コスト面以外の理由としては、ソフトの使い勝手の良さ、そして担当者のレスポンスの良さが挙げられます。費用に関するセンシティブな相談もオープンかつ迅速に対応していただき、とても快適なバイヤージャーニーでした。

 

DEEP READ同様にPOCを実施したAI-OCRもありましたが、担当者と円滑にコミュニケーションができない、操作が分かりづらい、仕様が私どもの要件に合わないなどの不都合がありました。

なお、DEEP READの初回POCでは、我々自身の経験の浅さから十分な結果を出すことができなかったため、有償トライアルプログラム「DEEP READ サクセス プログラム」に申し込み、リベンジマッチを行うこととしました。その結果、EduLab社のフルサポートもあり、期待を上回る成果を得ることができました。現在、信金中金とDEEP READを活用した調査票の電子化処理の話を詰めているところです。

『使い勝手のよさ』、『迅速なレスポンス』がDEEP READ導入の最大の決め手です。

 

 

DEEP READの活用方法ならびに効果について教えてください

【信金中金ビジネス様】 景気動向調査票の手書きで記入された数字を読み取り、DEEP READで電子データにコンバートしています。
非常に読み難い数字やカッコ付きの数字なども正確にテキスト化するなど、細かいところまで高精度に読み取りがされることで、確認・修正の手間が減り、作業を効率よく進めることができました。

 

また、専門のパンチャーが手入力していた作業について、我々のような専門スキルがないスタッフでも、ツールを使いこなすことで容易にデータベース化することができたことは、大きな驚きでした。このツールを上手く使うことで、ビジネス拡張の可能性が拡がったことも、効果の一つではないでしょうか。

 

DEEP READに今後期待することなどございましたら教えてください

【信金中金ビジネス様】 実際に作業をする中で、例えばタスクを選択する際、複数の担当者が同じタスクにエントリーし、作業が重複してしまったケースがありましたので、誰かが作業をしている際には「作業中」などの表示があると、より効率よくチームで活動ができると思いました。

 


機能や仕様面での要望はいくつかありますが、手書きで読み難い文字でも表示が大きいこと、またユーザーフレンドリーなUIやシンプルな操作性により誰でも簡単に使えることは、DEEP READの強みであり、今後ここに益々磨きをかけ、さらに共同作業や業務効率化を図る機能が充実していくことを期待しています。

 

 

今後の展望などございましたら、教えてください

【信金中金ビジネス様】信金中金 地域・中小企業研究所の景気動向調査の受託がDEEP READ活用の第一歩となります。

 

そして、親会社である信金中金をはじめとした金融機関の仕事では、まだまだ紙を使う作業が溢れているので、DEEP READを活用して信金中金の事務作業の電子化の検討を進めていきたいと思います。
さらには、DEEP READの手書きの高い読取り精度を活用して信用金庫の事務の受託にも参入し、新たなビジネスの地平を切り拓いていきたいですね。

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