EduLabが技術提供を行っているドコモの「English 4skills」が、 経済産業省の「EdTech導入補助金」に採択
EduLabが技術提供を行っているドコモの「English 4skills」が、 経済産業省の「EdTech導入補助金」に採択
~熊本市をはじめとする全国の実証校の学びの改革を推進~
株式会社 EduLab
教育サービス事業を展開する株式会社EduLab(エデュラボ、東京都渋谷区、代表取締役社長:髙村 淳一、以下「EduLab」 )は、株式会社NTTドコモ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:吉澤 和弘、以下:ドコモ)の学校向け英語4技能学習サービス「English 4skills®」(以下、English 4skills)に、「読む」「聞く」「話す」「書く」の英語4技能を測定するAI自動採点機能の技術提供を行っています。この度、この「English 4skills」が、経済産業省の令和元年度補正 先端的教育ソフトウェア導入実証事業(以下:EdTech導入補助金)に採択されましたことをお知らせいたします。
「English 4skills」は、英語4技能をオンラインで身につけるための学校向け英語4技能学習サービスで、生徒一人ひとりに合わせた学習機会を提供、個別最適化学習の実践を推進する学習教材です。
EdTech導入補助金は、EdTechソフトウェアやITを活用した教育サービスの学校等への導入実証を行う事業を実施する者に対して事業費等として必要な経費の一部を補助することにより、学校および学校等設置者(自治体教育委員会、学校法人等)と教育産業の協力による教育イノベーションの全国的な普及を後押しすることを目的としています。
両社は本事業において、熊本市の全市立中学校43校をはじめとし、その他全国複数の自治体および学校法人に対して「English 4skills」を提供します。
熊本市では、令和元年9月に開催された「熊本の教育を世界に発信!~シュライヒャー局長(※)と共に考えるEducation2030~」(主催:熊本市教育委員会、共催:NTTドコモ、熊本大学、熊本県立大学)において、遠藤教育長より世界的な動きを踏まえた熊本市の取り組みに関する講演の中で、「平成31年度全国学力・学習状況調査」の結果から、上位層の児童を伸ばせていない(全国平均以下)ことが一つの課題とされていました。課題解決には「個別最適化学習」が必要不可欠であることからその手段の一つとして、英語力のバラつきにも対応ができ、生徒一人ひとりに適した学習が進められる点を高く評価いただき、主に自習時間や家庭学習用のオンライン教材として導入を決定いただきました。
※ アンドレアス・シュライヒャー氏:経済協力開発機構(OECD)教育・スキル局長
EduLabグループは、今後もあらゆるニーズに応えられるようサービス開発に努め、全ての学習者に対して新たな価値提供ができるよう貢献してまいります。
*「English 4skills」は、株式会社NTTドコモの登録商標です。
English 4skills概要
1.サービス概要
- 「読む」「聞く」「話す」「書く」の英語4技能をスマートフォン、タブレット、パソコンでトレーニングし、「レベルチェックテスト」で技能ごとの実力を測定できる学校向け英語4技能学習サービス
- 生徒は4つの技能ごとの自分の実力に合った演習問題を繰り返し、レベルチェックテストで 現状把握が可能
- 先生向けに、オンラインによる課題配信や生徒へのフィードバックのほか、学習状況を一覧で確認できる機能を提供
- 英検®などの英語の検定試験対策も可能
サービスサイト:https://e4skills.com/
2.料金
利用ID数により異なります。
3.主な機能
レベルチェックテスト | ・英語4技能別に実力を測定できる確認テスト ・各技能テスト受験時間は約20分 ・10段階およびCEFR※1レベル(A1~B1)で即時に自動採点※2、フィードバック |
トレーニング | ・各技能の一人一人のレベルに応じた、「読む」「聞く」「話す」「書く」の学習 ‐「読む」:英文を読み、出題された問題に解答する ‐「聞く」:英語音声を聞き、出題された問題に解答する ‐「話す」:スマートフォンやタブレット、パソコンに向けて、実際に声に出して英文を読み上げる、問題に発話で解答する ‐「書く」:出題された問題に、スマートフォンやタブレット、 パソコンでテキスト入力または並べ替えで解答する ・英検5級~準1級相当の問題※3を搭載 |
成績・学習進捗管理 | ・生徒だけでなく、先生も生徒の英語4技能のレベルや学習進捗を把握 |
オンライン課題配信 | ・オンラインで課題出題、添削 ・英語の検定試験対策として個別指導 |
授業支援 | ・1、2分程度の英会話動画をCEFR別、ジャンル別に検索 ・日本語、英語字幕や小テストなどの印刷可能なワークシート付き |
英語の検定試験対策※3 |
・英検などの検定試験に向けた個別対策 |
4.ご利用イメージ
5.画面イメージ
※1 「CEFR(セフアール)」とは、欧州で広く使われている言語能力を示す国際指標です。例えば、CEFR「A2」の判定は英検準2級相当です。
※2 レベルチェックテストのSpeaking、Writingでは、株式会社EduLabグループのAI自動採点技術を使用しています。
※3 株式会社旺文社の教材を中心に搭載しています。
* 「英検」は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。