2020年大学入試 受験者が利用した外部検定試験に関するアンケート結果のお知らせ
2020年大学入試 受験者が利用した外部検定試験に関するアンケート結果のお知らせ
~約8割の大学で「利用者の8割以上が英検を利用」と回答~
株式会社 EduLab
株式会社EduLab(エデュラボ、東京都渋谷区、代表取締役社長:髙村 淳一、以下「EduLab」)グループの株式会社教育測定研究所はこれまで、実用英語技能検定(以下「英検」)公式のオンラインサービスである「英ナビ!」や「スタディギア for EIKEN」の提供、またCBT(※)テストセンターの設置・運営などを通じて英検受験者をトータルに支援してまいりました。こうした取り組みに関連し、このたび株式会社旺文社(東京都新宿区、代表取締役社長:生駒大壱、以下「旺文社」)の教育情報センターより、大学一般入試での英語の外部検定活用についての調査結果が発表されましたので、お知らせいたします。
旺文社の実施した調査では、入試の英語科目で外部検定を利用した大学199校を対象に、昨年度行われた2020年大学一般入試において、「実際に受験生が使った英語の外部検定は何か」をテーマとしたアンケートを実施しました。旺文社では毎年「各大学でどの外部検定が使えるか」に関する調査を行ってきたものの、「受験生がどの外部検定を使ったか」に関する調査は初の取り組みとなります。
調査の結果として、大学が利用を許可している外部検定の種類は近年拡大傾向にある一方で、受験生の実際の利用は英検に集中している状況が明らかとなりました。詳細を以下の通り掲載いたします。
■調査の概要
【調査時期】2020年3月~5月。
【対象校&回答校数】2020年一般入試で外部検定を利用した199校が対象、有効回答は83校(回答率42%)。
【調査内容】外部検定を利用した受験生(志願者)を100とした場合の、各検定の割合。
■調査結果
- 英語の外部検定の利用率は中央値で「英検」が91.5%、ついで「GTEC」が1.7%、「TEAP」が1.1%となりました。
英検が利用できる大学では、その約8割で「英検の占有率=8割以上」となりました。 - 下記は、大学へのアンケート結果から、外部検定ごとに各大学での利用者の割合を並べた表となります。
(参考)
※ CBT(Computer-based test):コンピュータ上で実施する各種試験の形態。試験に関わる一連の作業の自動化を実現
◆株式会社EduLabについて
EdTech(教育×テクノロジー)分野における新事業の開発・投資、教育ITソリューション・プラットフォームの提供、次世代教育の支援、スクールマネジメントなど、最新のラーニングサイエンスをベースに次世代の教育ソリューションを実現します。東京、シアトル、ボストン、ニューヨーク、アイルランド、シンガポール、香港、北京、上海、プネ等を拠点として展開しています。