AI-OCR「DEEP READ」、機能や精度を大幅改善したVer.2をリリース
AI-OCR「DEEP READ」、機能や精度を大幅改善したVer.2をリリース
株式会社 EduLab
株式会社EduLab(エデュラボ、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:髙村 淳一、以下EduLab)は、2020年12月23日、当社グループの提供するAI-OCR「DEEP READ」において、主に機能・精度・サポート面を大幅にアップデートしたVer.2をリリースしたことをお知らせいたします。
取り組みの背景
当社グループは2018年1月より、AI-OCRサービス「DEEP READ」の販売を開始しており、教育分野をはじめとして金融、BPO、製造、ソフトウェア、流通、公共機関など、業界を超えて数多くの企業・団体にご利用いただいてまいりました。
「DEEP READ」は従来型の「OCR(光学的文字認識)」技術を活用した文字認識とは一線を画し、ディープラーニングに基づくAI(人工知能)を用いることにより、活字のみならず手書き文字も瞬時にデジタル化することが特徴です。またこれまでの研究開発を経て、業界トップレベルとなる9割以上の精度でのデジタル化を実現しております。
昨今、国内外を問わず多くの企業・組織がデジタルトランスフォーメーション(DX)を急速に推進し、コスト削減や運用の最適化、顧客体験の向上に取り組む中、「DEEP READ」に対するニーズや期待がこれまで以上に高まっていることを受け、この度、大幅なバージョンアップを行うことといたしました。
バージョンアップの概要
この度のバージョンアップでは主に、精度面・機能面・サポート面の拡充を図り、より使いやすく、より大幅な業務の効率化を実現することが可能となります。
サービスHP:https://www.edulab-inc.com/deepread/jp/
主なポイントは以下となります。
精度面の拡充
- 読み取り精度のさらなる向上を目指したチューニングを実施しました。
- 枠線からはみ出した文字や取り消し線・書き損じも判断することが可能となりました。
- 数字、漢字、ひらがな、カタカナの読み取り精度の強化に加え、日本語の氏名のふりがなや、インドの住所や氏名、インドネシア語、マレー語などにも対応し、グローバル対応も強化してまいります。
機能面の拡充
- 各種帳票の自動分類機能を追加したことにより、人の手で書類ごとの事前分類を行うことなく、テンプレートの異なる大量の帳票を一度に読み取ることが可能となります。
- 枠線の自動読み取り機能により、複数の枠線を一枠ずつ設定する手間が省略されます。
- 非定型帳票の認識機能をサービスとして追加しました(※)。
(※)API機能の提供になります。
サポート面の拡充
- 導入サポート機能を充実し、導入までのスピードを短縮。クラウド版やAPI提供は最短翌日からご利用いただくことが可能となります。
- 無償でのトライアル利用については、即日の対応が可能になりました。
EduLabグループは今後も、「DEEP READ」のさらなる機能拡充に向けた研究開発に務めるとともに、NLP(自然言語処理)技術や次世代型レコメンデーションエンジン等の多様なAI技術を組み合わせることによりトータル・ソリューションを提供し、業務の効率化や生産性の向上に貢献してまいります。
■DEEP READについて
DEEP READはディープラーニングに基づくAI(人工知能)を活用した、AI-OCRサービスで、活字のみならず手書き文字も瞬時にデジタル化することが可能です。業務効率化やデータベースの有効活用といった観点から、紙データのデジタル化に対する需要は年々拡大している一方で、従来型の「OCR(光学的文字認識)」技術では、活字についてはデジタル化できるものの、手書き文字の認識精度は低いという課題がありました。DEEP READは研究開発を経て、業界トップレベルとなる9割以上の精度でのデジタル化を可能にし、金融業界などの企業や医療機関、学校法人などに幅広くご活用いただいています。
■株式会社EduLabについて
EdTech(教育×テクノロジー)分野における新事業の開発・投資、教育ITソリューション・プラットフォームの提供、次世代教育の支援、スクールマネジメントなど、最新のラーニングサイエンスをベースに次世代の教育ソリューションを実現します。東京、シアトル、ボストン、ニューヨーク、ダブリン、シンガポール、香港、北京、上海、プネ等を拠点として展開しています。